母さんは十分にかみしめてほしいのです。

子どもを弱体として軽蔑している大人にはそう

そして、学校が子どもをよみがえらせる力を失っているばかりか、ただの息苦しい場所となってしまっています。子どもののびやかさを奪うものさえ存在しています。
中学生が、むしゃくしゃしたからという理由だけで、罪のない他人を殺してしまいます。
こんな悲劇に、考えをどう整理すればよいのか、答えられる人がいるでしょうか。人の心や体を傷つけねば生きられないというのならば、もう人間の社会とは言えません。
人殺しあやをけものにたとえることがありますが、けものでさえ、むしゃくしゃしたから他を殺める、などということはしません。
こういう存在をけものと呼ぶのは、けものに対して申しわけないことですきずな親子の絆にひびが入るという現象にも、わけのわからぬ複雑さを覚えます。

子どもには理解できないだろうという小学校から一貫かつて日本が貧しいころ、女の子が身売りされていったことがよくありました。体を売ったお金を親元に送金していたことも多かったようです。あってはならぬことであろうし、口では言い表しえぬほど悲しいことです。ですが、そんな状況のなかでも、親をテメエと呼んだり、ぶっ殺すぞなどと口走ったりする事例は、昔はほとんどなかったのです儒教的なしつけが薄れたからだ、ということも一面からは言えるでしょう。また、子どもがわが家の赤貧洗うがごとき生活状況を身にしみて知っていたから、反抗できなかった
ということもあったかもしれません。しかし、視点を少し変えてみましょう。時代背景とか、社会背景とか、さまざまな要因に対して、子どもがどういう反応を示すかだけにしぼってみましょう。

 

成長が少しでも見

すると、人間味をもって扱われているかどうかということを考えずにはいられません。
機械的に扱われることにいちばんなじまない生きものが、人間です。それが学校では機械的に選別され、家庭でも人間的雰囲気
が薄まってきています。
貧乏なんてこりごりと、働きづめに働き、ここまで走りつづけてきた日本人。結果、物があふれ、生活レベルも上がり、今では世界から金満国家とさえ見なされるようにもなりましたしかし、日本人がめざしたのは、こんな国だったのでしょうか。ギスギスした人間関係。
サリン事件をはじめ、残虐な事件の日常化。バレなければの嘘とエゴ。国家としての節度を失し、世界から信頼をなくしていくのは悲しいことです。
勇気をふるい起こし、この国を変える執念を持ちつづければ、現代文明の毒性を抜きとっていくことはできるはずです。子どもだと思わそれには、とにかく人間らしさを取りもどすことでしょう。非人間的なもの、反人間的なものを、みんなが自分のまわりから取り除いていくことが大切ではないでしょうか。
優しさ
を通して強さ
を教えよEF優しさとは、をW.える優れた心もう何年も前に、たくさんの母親たちから「先生、たしかに優しい人間、誠実な人間であることがいいに決まっています。
入った大学で、就職先が決まってしまうんですよ」
しかし、と言われたことがあります。
世の母親たちがわが子を、思いやりを持った優しい子どもに育ってほしいと願っている一方、現実の競争社会で勝ち抜くためには、考えていることがわかります。

    1. 子どもというものをあまりに知らない浅はかな考
    1. 成長していくためには必要不可欠というべきだろう
    1. 育てないため

勉強机まわりの整理と収納

そんなきれいごとを言っても始まらない、と教科書にしても、ジュニア読本にしても、そこに書かれているのは
優しくあれであ思いやりを持てです。しかし、はたして子どもが実際そのとおり育ってしまったら受験戦争ばかりか、野球の試合にさえ勝てない人間になってしまうのではないか、と母親たちは危惧しています。正直者がばかを見る社会で、いつもワリをくってばかりいる人間を見ていたら、こんな世の中では、母親が子どもの尻をたたいて競争力を身につけさせなきぐければどうしようもないと思うのも当然です。
しかし、まだ中学生程度の子どもたちが、進学という目的のためにがんじがらめに縛られている姿は、明らかに健全ではありません。勉強ができずにノイローゼになったり、テストの点数が悪いことを苦にして自殺をしたり、無気力に自分の人生を投げてしまう子どもがたくさん出たりする現状は、まさしく異常です。
育てるかいがないと言いたいのですね

子供は五〇パーセントに近くその理由

では、この現状をくつがえして健全な社会をつくるためには、どうすればいいのでしょうか。オピニオンリードをとれない文部科学省に頼ってもダメだし、教育に熱心に取り組む姿勢を見せない政治家に頼ってもこれまたダメでしょう。結局、頼るところは母親たちということになるのです。
母親が、研ぎすまされた時代感覚や社会を直視する目、また未来に対する先見性を持つと、父親の教育より十倍も教育効果が高いと言われています。


小学校から一貫 子どもの性格を悪くしてしまう例があるからです 子ども像と現実の自分との落差に悩みます。