子どもたちの学級の意味です。

母さんまれるようになれば自分でもおかしい位

日本人が教育、文化、生きざまのなかに、造的に非行を生み出す
毒性を持ってしまっているのです。
や構あえてそのレールの存在を肯定するなら、そこに百人の子どもがいたら、百とおりのレールがあるというレール観に立たなくてはなりません。そして子どもが誠実に努力するとき、幸福量は無限であるとの発想基盤の上に、子どもを立たせなくてはならないのです。
一生懸命、善意で生きれば、必ず報われるという現実を子どもに示さなくてはならないでしょう。メダカが努力することにおいて天才なら、竜にでも、大鵬にでも、オリオンにでも、太陽にでもなれることを、疑われようが、反論されようが、身も心も惜しまず語らなければならないのです。
母親にできる最大の教育的指導はほめる
こと私がかつて受け持ったクラスに、Mという男の子がいました。

小学校六年生の女の子


子どもの能力を高める

>育ててあげることができるのです。わったとき、母親が私のところへ来て言いました。

先生!うちの子は、体育は得意だけど、勉強がからきしダメなんです。
いでしょうか!
四月の最初の懇談会が終なんとかならな私はたずねました。

そうですか。それで、体育以外に何に興味を示しますか?
母親は、強いて言えば、歴史に興味があるということを語ってくれました。私は心で思いました。体育と歴史が好きということは、伸びていく可能性を持っている、と。そして母親に提案しました
お母さん!今日から共同作戦でいきましょう。私は学校で、お母さんは家庭で、とにかく彼の素晴らしい点をほめ抜いてみましょう。少々の失敗には目をつぶり、ほめることに重点を置きましょうほめ抜き作戦の開始です。まず目についたのは、彼の脚力のすごさでした。そして長距離走などにおける頑張りでした。マラソンの後半など、それこそペキン原人顔負けの形相で歯をくいしばって走っています。
私はMに強く言いました。

すごいファイトだ。きみの必死でやり抜くその姿は、一切の基本だ。こんなに苦しいマラソンで、これだけ頑張れる。


子供は私もやってみたいなと思い始めるでしょう。

育てることが大切です自分

学校に持ってきました。社会科やほかの勉強なんかだったら、もっと伸びるぞ!
ハイッ!と返事をしてくれたMのさわやかな笑顔は、それまでに見せた彼の笑顔でも最高のものでした。私の次の攻撃目標は、ずばり歴史でしたおい、M。歴史上の人物で、誰が好きか!
信長かなあ
照れくさそうに彼は答えました。私は信長に関する資料をあさりました。そして母親に電話を入れて、彼の表情が、心の底からうれしそうなものだったことなどを話しました。
また、体育なんかできてもというような、母親の教科観にクレームもつけました。
一つひとつの教科が人間形成に果たす役割は大きくかけがえのないものであり、子どもの能力を引き出すものであること、体を動かすということが、いい音楽を聞いたり、作文を書いたりすることなどとともに、考える力やオリジナリティを育てる大切な要因であること、古代ギリシャでは、体育と音楽が二大学問であり、すべての学問の母体になったことなどを話してみたのです。父親である夫が頼みの綱です。子供をほめ叱ってほしいものです。もうひとつ、強く感じたことを母親にたずねました。それは、Mが家庭であまりほめられたことがないのではないかということでした。私がほめたときのあの異常なほどのうれしさに満ち満ちた顔。その目つきには、ぼくがほめられるんですか!というような、意外というか、驚きの思いさえ込められているようでした。
ほめるということをあまりしないで、今日まできてしまったことを率直に認め母親は、ました
この子は変わる、大きく伸びる私は、彼のこの一種独特な驚きの表情に接したとき、をと思いましたその瞬間に頭にひらめいたのは、ある児童文学者の言葉でした。
「子育ては、ひとつもむずかしいことなどないのですよ。ただほめること、それあるのみです。行儀よく食べたらほめる、絵を上手に描いたらほめる、自転車に乗れるようになったらほめる、それでいいのです」
Mは、若竹が伸びるように変わっていきました。読書ぎらいだった彼が、歴史に関する本を中心にどんどん読むようになりました。


子どもの思想形成において

自然に社会科の時間には、授業中の挙手の回数などもふえてきました。

M!そんなむずかしいことまで知っているのか。よく勉強しとるなあ!
と私がほめる。彼はますます自発的に勉強してくる。不思議なもので、相乗効果なのでしょう、早朝のサッカー練習にも身が入り、足はいっそう速くなり、学年でも一番になりました。読書量も自然とふえるから、読解力がついて、国語の力が目に見えて伸びます。
その理解力が転移して他教科に波及し、七カ月くらいの期間に、目を見はるほど学力が向Eしたのです。
きょうがく私は子どもの持つ底知れぬ力、発展性に驚愕しました。
賢いお母さんは、子どもを乗せるのがうまい家を建てるとき、ほとんどの親は何はなくても子ども部屋
子どもがあ子どもに個室を与と考えます。

子どももがんばっている

子どもは努力を学ぶのでしょう。る程度の年齢に達すれば、えることはいいことですひとりになりたいときもあるでしょうから、余裕があるかぎり、同性の兄弟でも、それぞれの部屋を与えてやりたい、個室が無理なら、ついたてで仕切ってやるだけでもいいと思います。とくに、思春期になると、たとえば着替えているところを人に見られたくないとか、ひとりで泣きたいとか、いろいろあるものです個室を与えたらすっかり仲よく実際、同じ部屋のときはけんかばかりしていたのに、なったという話はよく聞きます。


父親である夫が頼みの綱です。 勉強してくれればという気持ちも手伝ってつい 勉強してくれればという気持ちも手伝ってつい