先生自身の力量不足だけが原因なのではなくお父さん

子育てを優先させるのは必ず

ママ、ボクなんで生まれてきたか知っているよ。それはママに会うためなんだこの四歳児の母親は、おそらく言葉の前半部分を聞いたとき、どきりとしただろうと思います。大人の感覚で考えると、なんで生まれたかと言われれば、それはすなわち子どもが生まれる仕組みをさします。四歳にして早くも性教育が必要になったかと、一瞬なんと答えようか、考えをめぐらしたに違いありません。
そして次の瞬間、
ママに会うために生まれてきたという思いがけない言葉がきたのです。母親のそのときの一瞬のショックと感動は、想像するにあまりあるものだったでしょう。涙があふれて仕方がなかったでしょう。
先生になる心構えをつくる

子どもはババを引く欲しいものを買う前

いじめをしなくては納まらない人

子どもの頃に五感から染み込んだそしてこの言葉は、お金では買えない一生の宝物になったことでしょう。もっとも幸福な母親として紹介したいくらいのものです。
それと同じ言葉を、母親として、子どもに返してやってはどうでしょうか。

あなたに出会えてよかった。あなたに出会うために生きてきた子どもに、そう言ってやるのです。たとえ、反抗期で手がつけられない状態でも、不登校で家にこもってしまっていても、
本当にあなたのことが大事で大好きなのだということを伝えてほしいと思います。
このような話をすると、子どもの不登校や非行に悩まされているお母さんは、とんでもないという顔をします。
「冗談ではありません。子どもなんて、いっそのこと死んでしまうか、どこか遠くへ行ってしまうほうがラクです。施設にあずけてしまおうかと思うこともあるくらいなのに、愛しているなんて」

子どもに見せてやりたいのはやまやまだ

子供の手の届くところ
そう気色ばむお母さんもいます。
そういう人には、心理療法士の星一郎氏が出会ったという、ある母親の話をご紹介したいと思います。星一郎氏は、不登校や非行に走った子どもたちに、ユニークかつ温かい態度で接し、信頼を勝ち取る名人ですが、あるとき、子どものことで悩んでいるお母さんの会合に出席しました。
集まってきたお母さんたちは、それぞれ、自分が子どものためにどれほど大変な思いをしているかを語りました。そういう話はエスカレートしがちなものです。だんだんと話は大きくなって、自分の悩みが誰よりも大きく、誰よりも深刻だということを強調し合うよ
うな状況になってしまったのです。
そのとき、黙って聞いていたひとりのお母さんが発言を求めて
みなさんは、なんて幸せなんでしょうと言ったそうです。けげんな顔をするお母さんたちに向かって彼女は、自分の子どもが大病で入院していることを打ち明けました。そして「どんなに困った子どもでも、元気で健康ならいいではありませんか。私も一度でいいからそういう悩みを持ってみたい」
と言ったそうです。
彼女は毎日、薄氷を踏むような思いで生きていたのです。
先生になる心構えをつくる

子育てに活用しようとする動きも出てきた。

子どもがまだ幼いならその父
そして、子どもが眠っているベッドの脇に寄って、そっと、子どもの鼻先に手をかざして息を確かめ、今日も無事に!
日が終わったと思い、翌朝も息を確かめ、無事に朝を迎えることができてよかったと思って、一日をすごしていると言いました。
聞いていたお母さんたちは、一様に黙ってしまいました。
底から愛していることに気づいたからです。
自分が、本当は子どもを心のたとえ、子どもが大病で入院していたとしても、事故や病気で先に逝ってしまうような不幸に見舞われたとしても、非行に悩まされたとしても、母親が、その子どもにめぐり会えたことを後悔することはないでしょう。

先生にあずけて

しつけのあり方は永遠に変わるものではありません。
子どもに出会えたこと以上の感動は、そうあるものではないからです。
ある母親が、こんなことを言っていました。
年ごろになった子どもに、若いころの話をしていて、もしも違う人と結婚していたら……と想像することがときどきあると言ったら、子どもがやめてよ、そしたら私は生まれなかったじゃない
と言ったそうです。

本当にそうだ。
この母親はその言葉を聞いてこの子と出会えたのだから、とつくづく思ったそうです。違う人と結婚していたら、これでよかったのだもっといい子に出会えたかもしれないという思いはまったくなかったといいます。
小学校から一貫

育児書も何冊も読み

0母は子にへその緒
で語れ日本アルプスなどの高山地帯にすむ天然記念物の雷鳥は、季節に応じて羽毛の色を変化させ、まわりの景色に姿を溶け込ませることによって外敵から身を守っています。しかしそういう保護色を使っても、しばしば鷹などに見破られてしまい、ヒナが襲われて食べられてしまいます。そこで、雷鳥の親はどうするかというと、外敵の目をそらすようにヒナの前にパッと出て、まるで自分を食べろとでもいうような仕草をするのです。その間にヒナを安全な場所に逃がしてやるわけです。
たかもちろん、いけにえこれがすべて成功するとはかぎらず、失敗することも少なくありません。
親が生贄となって食べられたり、ヒナが逃げきれずに食べられたりします。